新米デザイナーの美術館・展示会ルックバック #05
デザイナーに欠かせない「センス」を磨く方法。
その方法の1つは「作品をたくさん見ること」だと思います。
絵画をはじめ、陶器や現代アートなどなど…。
たくさんの「作品を見る」を、新米デザイナーのマツモトが新米なりにお話ししていきたいと思います。
HASARDという、オンライン美術館
みなさん、「HASARD」というサイトはご存知でしょうか?
私も最近知ったのですが、「HASARD」とは「 誰でも・いつでも・無料で 」 オンライン上でアートを楽しむことのできる唯一のオンライン美術館になります。
なぜこのオンライン美術館を知ったのかというと、たまたま11月は休日の予定が埋まっており、行ける時間がなかったため、もしかしたらこの時代、オンラインで見れるかも?と思い立ち、検索をかけたところ…
みっけ!
という感じで偶然見つけました。
サイト内はHTMLで構成されているくらいとてもシンプルなものですが、色々な絵画がアイキャッチになっていて、クリックすると画家や絵画のテーマごとに作品が見れるようになっております。
オンラインであることの強み
ただ単に絵画を紹介するだけではなく、ルーブル美術館をはじめ、世界の美術館の作品も見られるのが特に良かったところ◎
オンラインならではの特徴が現れていてワクワクしました。
個人的にはスペイン絵画の貯蔵が多い、プラド美術館展が良かったです。
今後世界に股をかけることもなさそうなので、オンライン美術館で完結するのもいいかもしれません笑
実際に鑑賞してみる
好きだな〜と思う画家はたくさんいるのですが、特にみんなも大好き「アルフォンス・ミュシャ」が好きです。ミュシャは芸術家というよりも、パッケージや本の表紙、紙幣まで、さまざまなデザインをしてきたクリエイターです。
ミュシャの作品が特集されておりましたので、早速鑑賞することに。
アルフォンス・ミュシャの作品はこちら
冒頭にミュシャについての説明があり、ずら〜っと1枚ずつ作品を鑑賞していきます。画像はとても高画質で細部まで見ることができます。
普段自ら足を運び、自分の目で鑑賞する美術館とはまた違った感覚で、サイトのコンセプト通り、いつでも、どこでも、無料で見れるのがとてもいいところ。実際に電車の移動中や友人との待ち合わせ時間、いろいろな隙間時間に鑑賞していた気がします。
ただ、少しだけ物足りないと感じたところは、やっぱり作品や作者の説明書きがあまり記載していないところ。
私は作者の成り立ちや生き様を作品を通して見るのが好きなため、作品一つ一つの説明があったらもっと良いな〜!と感じました。
おわりに
オンライン美術館 < HASARD > は、スマホで気軽に楽しめる点が魅力で、美術館に馴染みがない方でもアートに触れ、ハードルを下げてくれる素晴らしいコンテンツだと思いました!
私たちのような美術館好きには少し物足りなさを感じる部分もあるかもしれませんが、好きな作品や画家を振り返ったり、新しいジャンルの作品を発見したりと、いろいろな楽しみ方ができそうです。
まだあまり知られていないサービスのようなので、これを機にぜひ一足早く体験してみてはいかがでしょうか?^^