新米デザイナー 今月の一冊 #08

新米デザイナー 今月の一冊 #08

デザイナーに欠かせない「センス」を磨く方法。
その方法の1つは「いろいろな本を読むこと」だと思います。
デザインの本はもちろん、デザイナーとしての生き方、学び方などたくさんの「本を読む」を、新米デザイナーのマツモトが新米なりにお話ししていきたいと思います。

っぽくなるデザイン 誰でもできるかっこいいレイアウト集

っぽくなるデザイン 誰でもできるかっこいいレイアウト集
著者:ingectar-e


 

かんたんに本紹介

「っぽさ」は作れるぞ!!  いろいろな「っぽさ」に目を凝らしてデザインに取り入れよう!
一言で言うと商品説明はこんな感じ。
雑誌っぽくしたい! あのブランドの雰囲気っぽくしたい! そんな漠然としたイメージでいつもバナーを制作しているのですが、そういえば自分っていつもどんな感じで「〇〇っぽく」しているんだろうか…?そんな疑問をしっかり言語化してくれる本になっています。
「〇〇っぽく」していくためにどんなことをしたら寄せられるんだろう、と悩んだ時のヒントが見つけられるはず!

読んだ感想は?

本書は前回の新米デザイナー 今月の一冊 #07で紹介した本と同じ、バナー制作におけるヒントを見つけ出すために購入したものです。いつもバナーを作る時は、記事の内容を見て「あの雰囲気が合いそう!」「あの雰囲気で作ってみたいぞ!」などと考えながら、ついついノリと勢いで作ってしまうのですが、本書を読んだ後、実は「〇〇っぽさ」を意識して作っているのでは…?と思い、早速今まで作ってきたアカリヲノートの自分のサムネを分析してみました。


SENOBITO SHOPのOPEN STORY 〜物件探し編〜
こちらは弊社が運営するキッズ・ベビーのアパレルブランド、セノビトの実店舗のオープンまでの道のりを綴った記事です。
ベビーとキッズ向けのブランドのため、手書き文字を使う事でラフな印象を出すといいな!と思いサブタイトルはこどもが書いたような手書き文字にしたのがポイント。「〇〇っぽく」と表現すると「セノビトっぽく」でしょうか。
この手書き文字を使うことで、ラフさが出て自然体な雰囲気が出て何故かおしゃれっぽく見えるし、見る側との距離も自然と縮まりますよ〜的なことが本書にも紹介されていました。
まさに!まさに目指したものがそうです。この要素のおかげで楽しさや明るさを持ちつつ、おしゃれさもしっかりあるサムネに仕上げることができました。

お次はこちら!


こちらは先ほどご紹介した、新米デザイナー 今月の一冊 #07 です。
一番注目してほしいところは本の表紙なので、FUDGEやCLUÉLなどでよくみる雑誌の商品説明ページを参考にしています。そう!「雑誌っぽく」です!
ただ、これはバナーだし、かわいいのを重視して2色にしたのを覚えています。この要素は本書でも紹介されている「2色デザインで惹きつける」方法の要素もあります。2色使いをすると情報が汲み取られやすくなるんだそう。
このように2つの要素を組み合わせで、自分の想像する「っぽく」に、より近づけるのかも知れません。

実は…

こうやって自分のサムネを見つめ直すと、言語化できていないだけで「〇〇っぽく」は常に意識されているんだな〜と感じました。(ひとごと)
本書を読んでから、より強く感じたことは「〇〇っぽく」を見失わないこと。ただ、あまり「〇〇っぽく」を意識しすぎると、今度は自分らしさがなくなってしまいます。「〇〇っぽく」を意識しつつ、かつ自分らしさも意識して制作すると良いバナー作りができるんだな〜としみじみ感じました。
バナー作りで「〇〇っぽさ」を見失いそうになった時には本書を見返して、見つめ直してみたいと思います。
(私は何回「っぽい」っていったんだろうか…笑)

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