アカリヲ的ブランディング・ポイント vol.1
ブランディング、昨今いろんなところで耳にします。皆さんはしませんか?
ブランディングの対象は、そもそものブランドの他にも企業・商品・サービス…など、多岐にわたります。いつぞやまではコンサルティングやプロモーション、マーケティングが先行しがちであったのですが、最近ではクリエイティブを重視し、想いや考えを反映させ、ユーザーとつなげるデザインが大切にされています。そこでデザイン会社であるアカリヲもいろいろな方々をお手伝いする機会が増えてきたというわけなんです。
そもそもブランディングって、何?
まずはここからいきましょう。「教えて、Google先生! 」と検索をしてみると、ブランディングとは、“ブランドの価値を高めるための施策のこと”だそうです。また、“顧客や取引先と社会全体に、自社と自社の商品やサービスを「独自のもの」として認識してもらい、他社と差別化を図る取り組みのこと”とも記されています。これはかなり要約されていますが、さらに短くすると、「価値を高める」「差別化を図る」ということですね。言ってしまえば、当たり前のことを当たり前に突き詰めるとも言えます。仮にブランドが確立されれば、価格競争や有名無名に限らず、しっかりと選んでいただけるようにもなり得ます。
プロモーションとは違うのか?
プロモーションやPRもブランディングの内に含まれる施策のひとつですが、どちらも瞬発力が特徴です。一時的に認知を高めたり、人に例えるなら化粧などで着飾り、よく見せる・良いように伝える(表現が悪いですねw)とも言えます。ではなく、ブランディングは(また人に例えますw)「身だしなみを整えて清潔感を身に着けません?」や「肌そのものをキレイに改善しません?」、「トレンドよりももっている魅力を磨きましょう」という切り口で進めていくことが多いです。ほら、価値を高めて、差別化を図っていますよね!? ブランディングの特徴を挙げるなら、長期的・継続的・価値の創造・再定義など。逆にプロモーションは、短期的・一時的・価値の獲得・認知形成など。
では、アカリヲはどのように関わるのか?
デザインが持つ力って大きいと考えています。ひと目でそれとわかることもそうですし、何かをイメージさせるのもデザイン。行動を促したり、意識を集中させたり、気づいてもらったり、思い出してもらったり。世の中には、そんなデザインで溢れています。何気ない中にも企業とクリエイターが必死に考えた証が転がっていますよ。そんな中でアカリヲは、デザインでお客様を引っ張るのではなく、お客様と寄り添い、お客様と共に伴走することを心掛けています。まず、ヒアリング→そして、提案・定義(または再定義)→そうすると企業の進むべき道(または進みたい道)が確認できて、それらを共有→その後、ロゴ(またはビジュアル)を提示→ユーザーからの反応→微修正→ユーザーからの反応…とずっと続いていくわけです。
今回はブランディングの簡単な定義と、アカリヲのスタンスを紹介しました。今後はシリーズものとして事例も紹介できるようにしていきたいと考えていますので、お楽しみに!