2022.09.05

「自社採用サイト」が必要な理由

１．自社採用サイトをオススメする理由

「人材採用に苦戦している」「採用コストを抑えたい」そんな企業様にオススメしたいのが自社採用サイトです。「採用サイトって本当に必要なの？」「求人媒体を使っているし、会社の詳しい情報はコーポレートサイトでわかるはず……」と思っている方も多いかもしれません。たしかにコーポレートサイトでも会社の情報を伝えることはできますが、“求職者の知りたい情報”を伝えられているかといえば、そうではありません。一般的にコーポレートサイトはお客様や取引先向けに制作するため、求職者が知りたい情報とは、どうしてもギャップが生まれてしまうんです。

2．求職者が知りたい情報とは？

どんな仕事をするのか
どんな人が働いているのか
どんな働き方ができるのか
職場環境、福利厚生　など

たとえば、“営業職”といっても営業スタイルや仕事内容は会社によって全く異なります。飛び込み営業の新規開拓が中心、既存顧客へのルートセールスが中心、資料作成やプレゼンがメインなど、具体的な仕事内容がイメージできないと、自分に向いているか、向いていないかを判断することは難しいはず。お客様や取引先向けに制作するコーポレートサイトで仕事内容や労働環境、福利厚生などを詳しく説明することはありませんよね。コーポレートサイトだけでは、求職者に十分な情報を伝えることができないんです。

3．求人媒体と採用サイトの違い

有名な求人媒体はユーザー数も多く、求職者が知りたい情報がわかりやすくまとまっていて、積極的に仕事を探している人が利用するため採用活動にはとても効果的だと思います。でも、掲載できる情報や文字数に限りがあるので、企業カラーや雰囲気を伝えるのはちょっと難しいんです。

その点、自社採用サイトは掲載する情報や文字数に制限がなく、コンテンツもデザインもすべて自由に制作できるため、企業カラーを表現しやすく、アピールしたいことを重点的に打ち出すことができます。「会社規模は小さいけど、人間関係が本当に良い」「福利厚生が手厚く、働きやすい環境に自信がある」など、自社の魅力にフォーカスして、オリジナルコンテンツで情報を発信できるのが採用サイトの最大のメリットです。

自社採用サイトのコンテンツ例

社員紹介（インタビュー）
クロストーク（社員座談会）
求職者に向けた代表メッセージ
インフォグラフィック（各種データ紹介）
キャリアステップ、研修教育
福利厚生、各種制度
よくある質問（FAQ）
動画
SNS　など

4．自社採用サイトで期待できる効果

ミスマッチが減る

「人を採用したもののスグに辞めてしまった」「ウチの会社のカラーには合わなかった」など、求人媒体で応募数は確保できていても離職やミスマッチに悩む会社は少なくありません。自社採用サイトは企業カラーや職場の雰囲気をしっかり伝えることができるので、企業理解が深まり、ミスマッチを減らすことができます。

応募数が増える（採用コストが下がる）

求人媒体は掲載期間が限られていますが、自社採用サイトは期間を気にせず自由に情報を発信することができます。また、仕様によってはIndeedやGoogleしごと検索といった求人検索にも無料で情報が掲載されるため、応募者数の増加が期待できます。もちろん自社採用サイトをイチからしっかり制作すると、それなりの費用がかかってきますが、頻繫に採用活動を行っている会社であれば、結果的に採用コストを抑えることができるはずです。

最後に

求人媒体を一切使わず自社採用サイトだけで十分な人材を確保するのはまだまだ難しいものの、求人媒体と自社採用サイトを併用することで、採用力は確実にアップします。これから労働力人口の減少とともに、人材確保はどんどん難しくなっていくでしょう。“採用サイトを制作する”ということは、採用力を強化するだけでなく、自社の課題や強み、魅力が何なのかを見つめ直す機会にもなるはずです。