イマドキのパッケージデザイン

イマドキのパッケージデザイン

アカリヲのデザイナー、井上です。
乾燥する季節になってきてお肌の保湿が欠かせませんね。
そこで今回はスキンケア商品のパッケージのお話です。

アルビオンに出会う

10代からお肌トラブルに悩んでいて長い間スキンケア難民だった私。
それを変えてくれたのがアルビオンの「エクサージュシリーズ」の乳液です。
数々のベストコスメを受賞している、アルビオンの中でも有名なロングセラー商品です。
私はここ10年以上同じシリーズの化粧水と合わせてずっと愛用してました。
しかし、今年7月に生産終了になってしまったのです!!
これは本当にショックすぎて、、SNSでも同じような悲しみの声が多数ありました。

フラルネに出会う

手持ちの乳液が残りあとわずかとなった11月、まだ在庫が残っていないかアルビオンを訪れました。
エクサージュはやはりもう在庫はないとのこと。
かわりに、エクサージュのリニューアル商品として紹介されたのが、新スキンケアシリーズ「フラルネ(FLARUNÉ)」。
エクサージュの成分も引き継ぎつつもさらに改良して良くなっているとのこと。
半信半疑でしたが、お試ししてみて問題なさそうでした。
スキンケア難民にならなくて良かった!

パッケージも大リニューアル

そして気になったのがパッケージ。

左がエクサージュ・右がフラルネです。

エクサージュはラグジュアリーなイメージで高級感もあり、使っているとテンションが上がります。
フラルネはマットな質感でカラーもカジュアルなものになっていて少し残念な気もしました。
BAさんにそれを伝えると、実は男性でも使えるような多様性を意識したパッケージとのこと。
それを聞いてなるほど!と納得しました。

フラルネのサイトを見てみると、キャッチコピーは「らしさもキレイも」。
特徴はひとりひとりの肌の個性に寄り添うスキンケアシリーズです。
従来の女性だけに向けたシリーズではなく多様性を意識していることがわかります。
ニュアンスカラーとマットな質感は確かにユニセックスな印象。
従来のパッケージはピンクでキラキラ感があって、どうみても女性向けで男性が購入しにくいです。
さらに香りも従来のものはフローラルな香りで男性は苦手な人が多い印象ですが、フラルネは柑橘系ハーブの香りで爽やかな印象です。

現在、K-POPやSNSの影響で男性もスキンケアやメイクすることが特別ではなくなってきていて、ジェンダーレスコスメは他にも増えてますよね。
大人気だったエクサージュシリーズを終了するのはアルビオンにとっては相当な覚悟だったことが伺えますが、今後を見越しての変化だとすれば必要なリニューアルだったのかなと思いました。

セノビトでも

弊社の運営するキッズアパレルブランド「セノビト」もユニセックスな柄を基本としています。
男の子でも女の子でも着れる柄、さらに大人な着てもおしゃれな柄を目指しています。
異性の兄弟や親子でおそろいができるのって単純に嬉しいですよね!
男の子の可愛い服ってなかなかない、、と悩んでいる方がいましたらぜひ見ていただきたいです!
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