衣替えは暦派? 最低気温派?
10月にもなれば、必然的に「季節は秋」となりますが、
昨今、気候の不安定さは日々のコーディネートを悩ますものになっていますよね。
「昨日は暑かったのに今日は寒いね…」「でも、また明日から暑いらしいよ」
なんて会話、よくしていませんか?
うまくコーディネートするのはオシャレだけではなく体調管理にもつながりますので
適したコーディネートを心掛けていきましょう。
ー暦に従う! いえいえ気温派! どっち?
学校の制服が切り替わるタイミングは移行期間はあれど
多くは10月1日だと思います。
企業勤めの方もウォームビズはそのタイミングだと思います。
カレンダーではなく暦の上ではどうでしょう。
一応、8月7日から二十四節気の一つである「立秋」に入り
この立秋から立冬11月6日までを「秋」としているようです。
さすがに8月7日はお盆前なので夏全開ですよね。
9月下旬辺りから10月中旬には秋めいているのが例年ではないでしょうか。
そのあたりの気温、最低気温の方がだいたい18℃のようで
人が肌寒いなと感じる割合が高いそうです。
最高気温で暑い涼しいを判断しがちですが、
これからは最低気温をチェックしてお出掛けになってください。
このタイミングに半袖率が低くなり、長袖がメインに。
そして、徐々に薄い羽織物→羽織物→11月頭から
軽いアウターが登場してくる流れでしょうね。
そうは言っても個人差もある寒暖の感じ方。
お出かけの際は自分の特性を理解して
脱ぎ着できるスタイルが一番だと思います。
ー衣替え…のその前にすること 1・2
「さぁ、衣替え! 」の前にやっておきたいポイント3。
1
しっかり汚れを落とす
2
収納する前に乾燥
3
衣類を守る防虫対策
この3つのポイントが大切になります。
1のしっかり汚れを落とすのは、虫食いとシミを防ぐためです。
保管時は気にならなかったものの、次のシーズンに引っ張り出したら
「あれ? 」ってことも少なくありません。
収納・保管の前には衣服の汚れをしっかり落とすことが大切です。
加えて汗や食べ物などは虫に食べられてしまう原因ですのでご注意ください。
2の収納・保管の前に乾燥が必要なのは、カビを防ぐためです。
洗濯する場合は天日干しでしっかり乾燥!
湿気が残ったまま収納してしまうと、カビの原因に。
さらにアイロンをかけると衣類のシワも伸び、
湿気も取れて防虫対策にもなるのでおすすめです。
クリーニングから帰ってきた衣類の場合もそのまま収納するのではなく、
風通しの良い場所で2~3日乾燥させるのがおすすめです。
また、やってしまいがちですが、ビニール袋は必ず外しましょう。
クリーニング店のビニールは汚れ防止のもので、
そのままの場合は蒸れてカビの原因になりえますのでご注意を!
ー衣替え…のその前にすること 3
衣類を守る防虫対策は、大切な衣服に穴が空かないようにするためです。
食べこぼし・汗ジミは、衣類を食べる虫の大好物、そこのケアはしっかりと。
ウールやカシミヤなどの動物性繊維だけと思いがちですが、
化学繊維も食べるそうなのでそちらも注意が必要です。
収納する前に洗って、乾燥を行い、防虫剤を入れるようにしてください。
収納・保管の前に最後、ブラッシングをするのも防虫対策となります。
実は、外出時や天日干しの際に虫は衣服に卵を産みつけます。
幼虫になる前にブラッシングによって卵を払い落とせるのでブラッシングも侮れません。
ちなみに
防虫剤の成分は空気より重いので防虫剤は衣類の上に置いてください。
ー夏から秋・晩秋・初冬にかけての衣替え
この記事を公開しているタイミングは11月中旬。
日中も涼しくアクティブに動く人以外はほぼ長袖という状況です。
人によっては朝晩に「寒い」と発することもあるでしょう。
しかし、秋はレイヤードを楽しんだり小物で遊んだりと
コーディネートが楽しい季節です。
好きな方も多いと思います。
また、お役御免となりがちな夏物は秋になってもインナーとして活躍可能。
夏しか着ない衣服を収納するだけで◎。
秋物代表が、長袖カットソー、シャツ、ジャケット類。
少し冬に近づいたらカーディガンやベストを用意しましょう。
秋物と冬物を明確に分けておくとクローゼットがスッキリするはずです。
半透明や透明の衣類ケースを活用して
何がどこに収納されているかすぐに視認できるようにしておくと
収納する際も取り出す際も便利です。
たたみ方を統一して丸めて立てて並べると
重みでしわが付きにくくなるのでおすすめです。