子供服デザイナーの本棚 #03

子供服デザイナーの本棚 #03

はじめまして。

私たちデザイン事務所アカリヲが運営するベビー&キッズブランド「 SENOBIO < セノビト > 」を担当しております、オガサハラと申します。

私の業務は、テキスタイルデザイン・SNS運営・EC運営・ショップスタッフ・卸業務……と多岐に渡ります。

ここでは、そんな私の本棚をご紹介。
時には、先輩デザイナーから受け継いだ本を。時には、自ら見つけたビビビ!ときた本を。

私のような新米デザイナーさんから、何かショップを始めようと思っている方まで…
そんな皆さまと新たな本との、素敵な出会いの場となればうれしいです。

それでは、本題へ…!

「 賢い人のとにかく伝わる説明 100式 」深谷百合子

簡単に本紹介

「勘違い・行き違いがなくなる説明」「面白い提案が通る説明」や、「資料」「オンライン」「プレゼン」「チャット」…など様々な場合に合わせて、全9章にわたり ” 説明のコツ ” が書かれている一冊です。

1つのコツにつき2ページと大変読みやすく、まるで説明方法の ” 辞書 ” のような印象でした。
それぞれポイントには青いラインが引かれ、最後には一言でコツをまとめて締められており、読書が得意ではない私でも、内容がとっても入ってきやすかったです。

  なぜ、気になったの?

今回は、代表の阿久津より勧めていただいた一冊。

セノビトを運営していく中で、日々様々な方とお話をします。お客様のみならず、チーム、卸先のみなさま、生産業者のみなさま…

そんな中で、いつも不安に感じていることとして「説明力」がありました。時にはしっかり伝わっておらずすれ違ってしまったり、時には「言っていることがよくわからない」と言われチャットで多くのラリーを交わすこととなることも。

 

  お気に入りポイント

100コのコツの中から、中でもなるほど!と思ったものをご紹介します。

なるほどポイント その①「正しさにこだわらず、特徴を強調する」

私含め「言っていることが分からない」と言われる人が陥りがちなのが、「説明のしすぎ」なのではないでしょうか。一つも誤解のないように伝えたいと思うばかりに、あれよこれよと追加をし、結局「伝えたいことが何だったのか」が埋もれてしまう。これまで様々な ” 説明 ” についての本を読んできて、似たようなことがどの本にも書いてありました。その度にハッとさせられてきましたが、中でもとても腑に落ちた言葉でした。
相手にとっては「正しさ」よりも、「わかりやすさ」が大事だということ。「何が伝わればいいのか」を徹底的に追求し、それ以外の情報は思い切りよく排除する。思い切りよく….胸に刻みます…..

なるほどポイント その②「1センテンス、1メッセージ」

「1つの文が長い」というのも、「結局何が言いたいのか分からない」と言われてしまう一つの原因。簡潔な文章にすることが、①の「わかりやすさ」の追求にもつながるということ。特に意識していきたいポイントでした。

なるほどポイント その③「相手に合わせて説明をする」

一冊を通して特に感じたのが、「相手に合わせて説明をする」ことの大切さ。

専門家ではない人へは噛み砕いて説明するように” 言葉選び “を慎重にすることはもちろん、相手の立場に立って「相手が何を知りたいのか」を意識して説明をすること。ただ一方的に話すことは ” 説明 ” にはならないということ。

 

他にも、たくさんのなるほど!が詰まっていました。
まるで辞書のような本。説明につまづいた時や、隙間時間に読み直したい一冊になりました。

 

  誰におすすめ?

こんな人!

▪︎コミュニケーションに悩んでいる方

▪︎接客業の方や営業職の方

気になった方はぜひ、手に取ってみてください。

 

\ よろしければぜひ、セノビトもチェックしてみてくださいね。/

 

 

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