子供服デザイナーの本棚  #01

子供服デザイナーの本棚 #01

はじめまして。

私たちデザイン事務所アカリヲが運営するベビー&キッズブランド「 SENOBIO < セノビト > 」を担当しております、オガサハラと申します。

私の業務は、テキスタイルデザイン・SNS運営・EC運営・ショップスタッフ・卸業務……と多岐に渡ります。

ここでは、そんな私の本棚をご紹介。
時には、先輩デザイナーから受け継いだ本を。時には、自ら見つけたビビビ!ときた本を。

私のような新米デザイナーさんから、何かショップを始めようと思っている方まで…
そんな皆さまと新たな本との、素敵な出会いの場となればうれしいです。

それでは、本題へ…!

「1分で話せ 」 伊藤羊一

 

簡単に本紹介

タイトルのインパクトに慄いてしまいそうになりますが、中身はとってもやさしい「伝え方をより良くするための参考書」です。

思考の組み方から伝え方まで、「良くない例」「良い例」と具体的に出してくれていて、とってもイメージを掴みやすかったです。また、最後には「会議に参加している時」「上司に説明する時」「チームメンバーに説明する時」などといった実践編も。

社会で役立ちそうな、伝え方のコツ特集といったイメージでした。

  なぜ、気になったの?

今回は、代表の阿久津より勧めていただいた一冊。

口頭だろうが、メールだろうが、はたまたLINEだろうが、いつも脳内がしっちゃかめっちゃか。文章が長くなってしまう私にとっては、瞬時にビビっときました。

こういうのを待っていたっ!

 

  お気に入りポイント

一見簡単なようで出来ていない盲点がたくさんあり、なるほどポイントがいっぱいでした。

考えていることを、上手に伝えるには? “ “ 相手を動かすには?というテーマで、思考を一緒に整えていくような体験でした。 読み終わったころには、なんだかスッキリ!思考がクリアになったような気さえしました。

なるほどポイント その① 「もっとスッキリ、もっと簡単に。」

「考えていること、誤解のないように全部伝えたい!」この本を読むまでの私は常にそれが根本にあり、完璧にしようと頑張るうちにあれやこれやと出てきて……結局モニョモニョと何を言いたかったのか?となることばかりでした。でも、それはエゴ!!!とのこと。

1回であれよこれよと伝えようとしたって、「人はあなたの話の80%は聞いていない」とのこと。つまりは、「自分が伝えたいことを話せば、人は聞いてくれる」は誤解。……….ショック!ただただ、ショック!でも確かに、悪気はなくとも自分もぼんやりしてしまって聞いていないことがあるし(というか、ほとんどではないか)、それは誰だって同じ。むしろ当然のことだと思えば良いと。

“ 無駄を省いてポイントごとに。詳しいところは、あえて「なぜ?」を作ることで会話にして深掘って行けば良い。 “相手に伝わるためのポイントは、こっちでした。

なぜ気づかなかったのか、思いやりのつもりがただただ空振ってばかりいたようです。

なるほどポイント その② 「 綺麗に話すのは目的じゃない。」

ダラダラではなく、綺麗に話して、伝えて、相手に理解してもらうことが大事。でも、これはゴールにはならない!……えっ?と思いましたが、確かにお仕事においてはその先の「動いてもらう」これがあってようやくスタート。「 相手を動かしてなんぼ 」とのことです。確かに…!

そのための方法も、とてもためになる事が多くありました。

 

  誰におすすめ?

こんな人!

▪︎ 一生懸命伝えているつもりなのに、「ちょっと何を言っているかわからない」と言われたことのある方

▪︎ 誤解されたくない!と気を使いすぎてなのか、ど〜〜やっても文章が長くなってしまう方

▪︎ 思考の組み立てが日頃から苦手な方

▪︎ 突然話を振られるのが苦手な方

これぜ〜〜〜んぶ、わたしです。

中々すぐに、なんていかないけれど、コツを知って少しずつ取り入れていくことで、気持ちもちょっぴり軽くなるし、少しずつ身についていくのではないでしょうか。(と、思いたい。)

気になった方はぜひ、手に取ってみてください。

 

 

\ よろしければぜひ、セノビトもチェックしてみてくださいね。/

 

 

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