ディレクションって大事! …待って、ディレクションって、何? vol.1

ディレクションって大事! …待って、ディレクションって、何? vol.1

ディレクション。…「また横文字を使って〜」「すぐに横文字〜」などと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、結構現場で使ったり、必要としていたりするんです。いろいろな役割が複雑に絡む案件やプロジェクトの場合、必ずこのディレクションが必要となります。もちろん、アカリヲがお手伝いしているお客様の案件においてもディレクションがいろいろなところで行われています。今回はそのディレクションについて紐解いていきます。

ディレクションは、物事を進める際にすごく大事

ディレクションとは、プロジェクトまたは案件の方向性や舵を決めていくこと。例えばWebならデザイナー、システムエンジニア、コーダー、ライターなどへの指示・進捗管理などを指します。クリエイティブの現場では、必ずこのディレクションが行われています。それを行う役割の方をディレクターと呼びます。WebならWebディレクター、デザインならアートディレクター、プロジェクト全体ならクリエイティブディレクターなど。ここまでだと、「連絡係のこと?」「マネジメントなのかな?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、それだけではないんです。お客様とクリエイターの架け橋に加えて、方向性の提示、クオリティの担保・維持、局面においての判断、お客様との交渉・折衝も役割に含まれます。

どんな人が向いているのか、ディレクター

ディレクションを行うからディレクターと呼称されますが、一般的にディレクターと言うと、TVディレクターをイメージすることが多いかもしれませんね。なので、TVディレクターを例に考えてみましょう。TVディレクターは、番組のVTRを制作し、各コンテンツを指揮していく役割を担っています。どのような企画をつくれば、視聴者に見てもらえるか、喜んでもらえるかをまず考える。その後、どのようなVTRをつくれば、企画がより面白く見えるかをさらに考える。そして、カメラマンやAD、さらにはタレントにも指示を与え、企画に沿い、話題となるVTRを仕上げていく(編集したり、テロップも考える)。はじめから最後までいろいろな角度でプロジェクトに関わるポジションなので、全部やりたい人やいろいろと興味を持てる人は向いているかもしれませんね。

アカリヲの理想は、スタッフ全員ディレクター路線!?

アカリヲは、デザイン事務所であり、デザイン会社です。なので、必然的にデザイナーが多い会社ですが、ディレクターも在籍しています。作業領域が明確に分かれているわけではないので、案件によっては、あるデザイナーがそのときはディレクターとしてディレクションを担当したり、またあるときはデザイナーに専念することもあります。ディレクションを経験することでデザインの幅も広がりますし、デザインの柔軟さにも変化が見えてきます。案件においての自分の役割、相手の役割を認識し、それらを混ぜ合わせるのもディレクションのひとつなので、確実にクリエイターとして成長できるのです。

そのため、いつかはアカリヲスタッフ全ディレクター構想というのも考えていなくはない話です。でも、デザインが好きなのでそうならないかもしれませんが。今回は、ここまで。次回以降は事例も紹介しつつ、ディレクションについて考えていきたいと思います。

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