子供服デザイナーの本棚 #05

子供服デザイナーの本棚 #05

はじめまして。

私たちデザイン事務所アカリヲが運営するベビー&キッズブランド「 SENOBIO < セノビト > 」を担当しております、オガサハラと申します。

私の業務は、テキスタイルデザイン・SNS運営・EC運営・ショップスタッフ・卸業務……と多岐に渡ります。

ここでは、そんな私の本棚をご紹介。
時には、先輩デザイナーから受け継いだ本を。時には、自ら見つけたビビビ!ときた本を。

私のような新米デザイナーさんから、何かショップを始めようと思っている方まで…
そんな皆さまと新たな本との、素敵な出会いの場となればうれしいです。

それでは、本題へ…!

「 インスタで”推し”になる方法 」石川侑輝

 

簡単に本紹介

インスタグラムを始めてから、もっとアカウントを育てるにあたっての参考書。

「もっと発信を拡げるには」「もっと好きになってもらうには」はたまた、「もっと売り上げに繋げるには」….など、「それらを解決するには ” 推し”てもらうこと」が重要だという著者の前提を踏まえ、その「”推し”になるためには」について書かれています。

インフルエンサーを目指す人だけでなく、ブランドの広報の方など、個人から法人まで幅広い方へ参考になるのではと感じた一冊でした。

なぜ、気になったの?

今回は、前回 代表の阿久津より勧めていただいて読んだ 「プロ目線のインスタ運用法」と同じ著者さんの本を書店で見つけて、ビビッと!前回とてもタメになるお話が多い印象だったので、ウキウキしながらレジへ向かいました。

ブランドを運営するにあたって、ここまで地道にフォロワーさんを増やし、アカウントを育ててきたものの…やっぱり、お客様との「親密度」があまり見えておらず、「 フォロワーさんの”推し”になれているのか? 」「チェックしたい!と思ってもらえているのか?」といった悩みがありました。

これなら、その方法が載っている。そう感じました。

 

  お気に入りポイント

今の世代の「SNSの感覚」が知れる

SNSの使い方や感覚って、世代や時代によって異なりますよね。
例えばワイヤレスイヤホンを利用した通話。Z世代に片足を突っ込んている私でも、昔は「あの人一人で喋ってる…?」と見つめてしまうことがありましたが、今では特に何も感じません。慣れって、”バンドワゴン効果”って、恐ろしい…

SNSにおけるそうした”今の感覚”を前置きとして教えてくれるので、後にくる方法にも納得感が生まれ、今のインスタの世界へ入り込みやすい印象でした。

今の世代はリアルの場でしていたことを気軽にオンラインでするようになったから、「インスタライブは、インフルエンサーがするもの」という感覚も、もはや古いんだそう。え〜っ!確かにギリギリ….そうかも?

4つの投稿の使い方が分かる

インスタグラム自体もどんどんアップデートされていて、今は「フィード」「ストーリー」「リール」「インスタライブ」と大まかに4つもの機能がありますよね。正直、それぞれの使い方は今でも模索していて、難しい。

そんな私と同じような方に救世主!それぞれのおすすめの投稿例や頻度を紹介してくれています。

私がなるほどと思った1つは、ストーリーズについての考え方。リアルな人間関係でも、定期的に会っていないと相手の存在を認識できない。ビジネスではそれは「今もやっているのか?」になる。だからいわゆる「単純接触効果」を大事に「いつ見ても何かが上がっている状態」にすると良いそうです。

 

大切なのは「人間味」

この1冊を通して、すべてはこの「人間味」に詰まっていたような気がします。

「何を選んでも大きな差はなく、自分にレコメンドされた情報の中から買うものを決める」そんな受動的な時代の今は、「何を買うか」よりも「誰から買うか」が大事だそうです。

そんな時代だからこそ、インフルエンサーであれブランドであれ、はたまた企業であれ、応援したくなるような、共感してしまうような「人間っぽさ」がお客様との親密度を上げる。いわゆる「推し」になるための第一歩とのこと。

ストーリーズもかっこいい写真やバキバキにデザインされた画像よりも、ストーリーズの機能を利用したものの方が親しみが湧く、といった点は、グラフィックデザイナーとしては目から鱗でした。

 

この本を通して、セノビトももっともっと、商品やお客様への思い、作成に至るまでの経緯なども一緒に伝えていけたらと思いました。

 

  誰におすすめ?

こんな人!

▪︎オンラインショップを始める方

▪︎広報担当の方

▪︎インスタで発信を始める方

気になった方はぜひ、手に取ってみてください。

 

\ よろしければぜひ、セノビトもチェックしてみてくださいね。/

 

 

人気タグ

Contact

お問い合わせ

このサイトについて、また、ホームページ制作、グラフィックデザイン、原稿制作のご相談や制作料金のご質問など、お気軽にお問い合わせください。