ワタシハ、デザイナー。 vol.01

ワタシハ、デザイナー。 vol.01

デザイン事務所であるから、在籍している多くのスタッフがデザイナーです。【デザイナー】という職業・肩書・職種・響きをいつから意識し、いつから志したのか。そこにはそれぞれの想いや価値観、向き合い方や人生設計まで考えていたりいなかったり…。デザイナーになろうとしたキッカケや好きなデザイン・デザイナー、自身が手掛けたお気に入りデザイン、この先デザイナーとしての目標などをヒアリング。ウェットな思想やドライな仕事観など、アカリヲ在籍デザイナーそれぞれの内面をさらけ出してもらおうと思います。

デザイナーになろうとしたキッカケは?

幼少の頃から絵やものづくりが好きな方で、絵塾に通ったり、イラストに触れるなどしながら、段々と「将来、(自分の)子どもに自分のつくったおもちゃで遊んでほしいな」と素敵な妄想をしていました(笑)。大学進学の際は、妄想を叶えられるところへ進みたいと思い、デザイン系の大学へ。入学当初はプロダクトデザイナーを目指していましたが、在学中はプロダクトのデザインをするより、そのプレゼンパネルをつくる方が楽しくなっていることに気づき、「私はグラフィックデザインの方が好きなのかも」ということに気づいたのがはじまりだと思います。そこからグラフィックデザインについて勉強するようになり、街を歩いては素敵なグラフィックデザインを探したり、いろんな地域・外国へ行ってその土地で流行っていそうなデザインを見つけることに夢中になっていきました。うん、それが【デザイナー】になろうとしたキッカケだと思いますね。

 

好きなデザインまたはデザイナー、影響を受けたヒト・モノ・コトは?

あまり有名な人の「これ! 」というのはないのですが、渡邉良重さん、吉田ユニさん、千原徹也さんのデザインはいつも「すごい…」と感銘を受けています。気づいたら目で追ってしまうレベルですね。他のデザイナーやデザインとはひと味違う。「何が違う!? どこが違う!? 」といつも不思議に感じてしまいます。そんな人を惹きつけるデザインに憧れはありますね。でも、アーティストになりたいわけではないので、有名な人以上に近くで一緒に働いたり話したりする仲間・同僚から影響を受けることの方が、実は多かったりします。これまでも考え方×デザインの話で影響を受けたことの方が多かったかもしれません。事実、アカリヲのメンバーもそれぞれの作品を見て、話して、尊敬したから、「一緒に働きたい! 」と思っているので。

 

これまでに自身が手掛けたお気に入りデザインは?

うーーーーん、あくまでもアカリヲはご依頼を受けて意向を汲んで仕上げたものなので、自分の作品的な想いではないかもしれません。手掛けた=作品だと捉えると、以前オリジナルキャンドルをやっていた際に打ち出していたブランドはそういう位置づけにあると思います。好き勝手に自分の好きなものをつくっていたので、一層そういう位置づけにしていると思います。今は困りごとがあるお客様がいて、それに応えるデザインをさせてもらって、期待に応える結果をだせたとき、お気に入りの“作品”になっているかも。
ただ、現在は、実務的なデザインから遠ざかり、ディレクションや事務所運営、経営にシフトしているので、今の私は厳密に言えばデザイナーではないかもしれません(笑)。

 

今後、デザイナーとしての企み・妄想・理想・目標

デザイナーはアーティストではないので、求められていることに対して、デザインで想像以上に良いものが生み出せ、さらに結果が出せたら、“それが一番良いデザイン”だと考えています。昔から、独りよがりのデザインは嫌いですね。お客様のどんなご相談にも結果を出せるようなデザインを、これまでの引き出しと新しい発見によってアカリヲ皆でつくり上げ続けられたら最高ですね。また、セノビト(アパレル)の方は、「何を求められているか? 」を探す、インプットとアウトプットがとても大切な事業だと思います。

私たちがアウトプットしたものが、世の中にもっと認めてもらえたら、とても嬉しいです。今後は、「ヒットするテキスタイルを生み出すこと」を、アカリヲ全員が考え、全員が経験してほしいですね。そのためには良いデザインを生む、“考える時間”を確保できるように、私がしっかりと環境づくりしていかないと、ですね。頑張ります!

 

次は誰にバトンをつなぎますか?

では、次はあさみさんで!どんなお話が聞けるかとても楽しみです!

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