6月ってどんなマンスリー?
1年とは365日のこと。1年とは12ヶ月のこと。この記事では、後者のマンスリーにこだわって紹介していきたいと思います。「〇〇月ってこんな月」「〇〇月って毎年こんなことが起こる」など、月単位で物事を考えたり、季節を感じたり、目標を立てる方もいらっしゃるかと思います。では、いきましょう、今月ってどんなマンスリー?
誰がなんと言おうと日本の6月は…
そう、梅雨です。四季のある日本ですが、良くも悪くも湿度でじめじめした梅雨というのは広く知られていることでしょう。とは言え、6月の行事も数多くあります。梅雨は当然のことながら、代表的なものでは紫陽花、ジューンブライド、貴船祭、衣替え、梅の日、時の記念日、父の日、夏至、夏越の祓、水無月、プール開き、田植え、さくらんぼ、てるてる坊主など、案外、行事がてんこ盛りです。どうしても気持ちが塞ぎ込みがちになる季節(例年5月の終わり~6月の始め頃が梅雨入りの時期)ですが、梅雨の晴れ間に訪れる「五月晴れ」に心躍らせるのも楽しみ方のひとつですよね。
恵みの雨とも言います。…言い聞かせています。
田植え、さくらんぼといった仕込みと収穫の時期でもあり、多くの花々が咲き誇る季節でもあります。一説には結婚式に花を沢山使うので豊かに咲き誇る6月(ジューンブライト)が多くなったとも言われているほど。また、元々ジューンブライトは、西洋の文化・風習。日本では梅雨時期なのになぜ? と思っていた方も多いと思います。梅雨のない西洋だからこそ、6月は結婚式に最適な天候の安定した季節。加えて、平均気温が20℃前後と、過ごしやすい気候と日没時刻が22時近くと日照時間も長い。たっぷり祝いましょう、ということなんです。ちょっとした豆知識でした〜。
子どもにとっては一喜一憂することが多い!?
小学校、中学校、公共施設の多くが6月にプール開きとなります。本格的な夏の訪れの前にひと足早く夏気分を味わえるとあって、子どもたちははしゃぎ倒すことでしょう。しかし、同時に紫色の唇を震わせ、ぶるぶると寒さに凍える例のアレを味わうようにもなるでしょう。なかには、雨の日に着用する合羽や長靴、傘を珍しがってはしゃいでみたり、どこかへ忘れてきたり、はては壊してしょんぼりしてしまうことも。もしくは、「今日は天気予報で晴れになるってさ! 」と久々の晴れ間にウキウキしてみても、そこは梅雨の日本、たいがいはポツリポツリと雨に降られます、よね。そうなんです、一喜一憂させてくるのが、6月なんです。